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​資源や伝統技法の循環

天然資源について

丹波焼の土は、地元の田や山から採取しています。
山の土と田の土にはそれぞれ特徴があり、扱いにくい部分もありますが、地元の土と向き合いながら作陶しています。

灰釉

釉薬のひとつに、灰釉があります。それは、草植物を燃やした後に残る灰を精製することで得られる天然釉のことです。昇陽窯では、間伐材を燃料に使用し、最終的に残った灰を灰釉として二次利用しています。経年変化が起こりやすい天然釉。ゆっくりと時間をかけて「器を育てる」感覚を楽しみながら、愛着を育むことができます。

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間伐材を燃料として薪ストーブに利用し、残った炭はお店の囲炉裏で使用しています

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灰釉を使用した器

​技法について

丹波焼の伝統技法にはイッチンや海老絵などがありますが、なかでも代表的な技法が「鎬(しのぎ)」です。成形後、乾燥工程の途中でカンナで削り、装飾を施します。昇陽窯では伝統的な技法をたいせつにしながら、現代の目線で解釈し、丹波焼だからこそできるあたらしい表現をつづけます。

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金継ぎについて

昇陽窯では、割れてしまった器を「金継ぎ」でお直ししています。
使い手の思い入れをたいせつにしたいという想いから、長く大事に使っていただける活動に取り組んでいます。

※昇陽窯の商品のみ金継ぎを行っています。お気軽にご連絡ください。

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